日時：平成１４年１１月２４日
場所：郡山将棋センター

<大会成績>

［優勝者コメント］
「記念すべき第１回福島県グランドチャンピオン戦に参加できただけでも光栄でしたが、
このような結果が得られてたいへん嬉しく思います。来年も呼んでいただけるよう頑張り
たいと思います。」（本人の性格がにじみでている言葉です。）

＜大会写真＞

	対局風景 対局者と記録係　 （８人の対局者とボランティアで集まった４人の記録係。記録係のおかげで全局記録が取れた。）
	入賞者 中央は優勝した笹木五段 左側は２位入賞した竹内五段 右側は３位入賞した佐々木四段 （対局開始から既に７時間半。お疲れ様でした。）

＜出場選手スナップ＞

	優勝：笹木敬行五段（いわき市） 　県大会の優勝回数は４回と少ないが、東北六県大会個人優勝（２回）とその実力のわりに結果が出せていなかった。今回の結果が活躍の起爆剤となるかもしれない。 　（得意戦法：矢倉）
第２位：竹内俊弘五段（郡山市） 　昨年就職で郡山にきた超強豪で、今回の優勝候補の筆頭。県大会では振り飛車で３０連勝（３０勝１敗）をあげている。笹木戦では敗れたが、相矢倉で挑む意外さを見せてくれた。 　（得意戦法：四間飛車）
	第３位：佐々木典夫四段（本宮町） 　県大会優勝は１０回以上をほこる強豪。訳あって今年の夏まで将棋を絶っていたが、秋頃から復帰。今回は「３位以内入賞する」と公約していたようだが。 　（得意戦法：三間飛車）
第４位：吉田俊哉五段（浪江町） 　最近、ネット将棋を始めて棋力が戻ってきたと言うように、各棋戦で活躍中。県大会優勝は数多い。将棋では体に見合った重厚な手を好む。いつも優勝候補の対抗馬にあがるが。 　（得意戦法：居飛車穴熊）
	第４位：伊藤雄治五段（郡山市） 　県内では珍しい理論派。ここ数年は福島県の顔として頑張ってきたが、秋頃から調子を落としている。県大会優勝は１３回を数える。 （得意戦法：矢倉）
第６位：養田将之三段（郡山市） 　主催者推薦。県大会優勝は、先の二段戦優勝しかないが、郡山支部の月例会では全勝優勝するなど、その実力は未知数。郡山の秘密兵器と言った所か。 　（得意戦法：右四間）
	第６位：明石和博四段（いわき市） 　小名浜高校の１年生。今年、高校竜王戦代表になった勢いで、一般戦（県アマ王座戦）に初優勝。今大会は、その勢いがまだ続いているか見所であった。 　（得意戦法：四間飛車）
第８位：湯田邦男四段（郡山市） 　県内では「中年の星」と言われているが、年齢に見合わない激しい将棋を好む。今回は、実家（会津）から朝２時間もかけて参加する意気込みだったが、実を結ばなかった。 　（得意戦法：横歩取り）